2013年10月14日

GoogleやAmazon、Facebook創設者も――成功者が皆受けた「集中力」教育プログラム


 次の人々の共通点は何でしょう?

・ラリー・ページとセルゲイ・ブリン(Google創業者)
・ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
・マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
・ジミー・ウェールズ(Wikipedia創業者)
・P.F.ドラッカー(経営学者)
・バラク・オバマ(米国大統領)
・クリントン夫妻(元米国大統領と国務長官)
・ジョージ・クルーニー(俳優)アメリカのエスタブリッシュメント? いえいえ、実は皆、同じ教育プログラムを受けた人たちです。有名な大学の? いえいえ、幼児向けの「自律と集中を高める」最強のプログラムです。

●成功者の共通点は意外なもの

 幼いころにこのプログラムを受けた人々は、自分の目標や夢の実現のために「集中力」を自在に操れるようになるのです。他にも、次のような人たちがこの教育プログラムの出身者です。

・ウィリアム王子とハリー王子(英国王室)
・アンネ・フランク(アンネの日記)
・キャサリン・グラハム(実業者、ピュリッツァー賞作家)
・ガルシア・マルケス(ノーベル文学賞作家)
・ウィル・ライト(シムシティで知られるゲームクリエイター)

 いかがでしょうか? ビジネス、政治、科学、文学とさまざまな分野で才能を発揮した、まさにトップ1%の天才たちばかりです。

 その彼らが同じ教育プログラム、それも幼児・初等教育プログラムの出身者です。

 私は確信しました。この教育プログラムのどこかに「人間の才能を開花させる重要な鍵」があるとしか考えられない、と。この教育プログラムは、「モンテッソーリ教育」というものでした。

●自律と集中力を引き出す最強の教育プログラム

 モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にイタリア初の女性医師となったマリア・モンテッソーリが考案した幼児教育プログラムです。その根幹は子どもの自発性や集中力を養うメソッドであり、子どもの能力を伸ばすための独自の教具とセットで運営されています。

 モンテッソーリ教育は、子どもの先天的な素養や教育環境、親の財力や学歴には関係なく、それを実行した子どもたち全員に素晴らしい成功の礎をもたらしました。

 アンネ・フランクはオランダで、ピーター・ドラッカーはオーストリアで、そしてGoogle、Amazon、Facebook、Wikipediaといったインターネット業界の覇者となった若者たちはアメリカで、このモンテッソーリ教育の洗礼を受けたのです。

●感受性の高い時期にやるお仕事

 モンテッソーリ教育において、子どもがやることは至ってシンプルです。


1. 子どもが自分でやりたい「お仕事」を選ぶ
2. その「お仕事」に没頭する
3. 自分で納得いくまでやりきる

 「お仕事」とは、ハサミで切る、物を大きさや長さによって並べ替える、のりで貼る、糸で縫うなどのたわいのない一連の作業です。その作業をほかの人がやるのを見て、本人が「やりたい」と意思表示したときだけ、先生は「やってみる?」と誘います。決して、先生が作業を薦めたり、強要したりはしません。

 モンテッソーリ教育では、先生が声でやり方を説明することもありません。子どもたちの目の前で、1つ1つの動きを分解して見せるのです。子どもたちは、それを理解しようと真剣なまなざしで先生の動きを追います。

 そして自分の頭で考え、手足あるいは指先を動かして、先生に提示された見本と同じようなことができるまで、何度も、何度も、納得のいくまで続けます。

 子どもたちは、しばらく集中した後、ふいにツキモノが取れたような、達成感に満ち溢れた穏やかな表情を見せて、「お仕事」を完了させます。始めるときも自分で決めて、止めるときも自分で決めるのです。その記憶は、自分の能力を100%出しきった貴重な体験として脳に刻まれます。

●ロジカルシンキングよりも大事な基盤

 このような体験を通じて、子どもたちの中では次のような変化が訪れます。

・指先や空間把握を使った脳の発達
・作業を通じたロジカルシンキングの取得
・自律と集中をコントロールすることができる

 中でも、「自律」と「集中」。この2つは、子どもたちにとって生涯大切なスキルとなって、彼らを成功に導いていきます。私の「集中力メソッド」は、この幼児向けのモンテッソーリ教育の根幹をなす考え方は、私たち大人にも適用可能であるというところからスタートしました。

 「三つ子の魂百まで」とはいいますが、自律と集中はテクニックとして後天的に身に付けることができ、それを仕事や夢の実現に使うことで、私たちの人生をもっと豊かなものにできると確信したのです。

 仕事、家庭、趣味、人生を充実させるためには、さまざまな能力が求められますが、能力を発揮できるかどうか、成果を出せるかどうかは、その基盤は「集中する」ことから始まるのです。たとえ優れた論理思考をもったビジネスパーソンでさえ、問題に集中できなければ、最適解は見つけ出すことはできません。

 次回は、この自律と集中がどのように私たちの仕事などの成果に結び付くのか、そのメカニズム。仕事や夢の実現のために集中力をどのように取り入れるべきか、について説明したいと思います。

●連載

トップ1%の人だけが実践している集中力メソッド

成功者ばかりを生み出している幼児教育プログラムのエッセンスをヒントに、大人でも、仕事や夢の実現のために集中力を総動員させるための技術についてまとめたものです。集中力がもたらす奇跡を知りたい方は、ぜひ一読ください。

●著者紹介:永田豊志(ながた・とよし)

 知的生産研究家、新規事業プロデューサー。ショーケース・ティービー取締役COO。

 リクルートで新規事業開発を担当し、グループ会社のメディアファクトリーでは漫画やアニメ関連のコンテンツビジネスを立ち上げる。2005年より企業のeマーケティング改善事業に特化した新会社、ショーケース・ティービーを共同設立。現在は、取締役最高執行責任者として新しいWebサービスの開発や経営に携わっている。

 ビジネスマンの「知的生産性の向上」をテーマに精力的に執筆・講演活動も行っている。近著に『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』『発想フレームワーク55 革新的なアイデアがザクザク生まれる』(いずれもソフトバンククリエイティブ刊)、頭がよくなる「図解思考」の技術プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術』『★ノート・手帳・メモが変わる絵文字の技術』(中経出版刊)、『すべての勉強は、「図」でうまくいく』(三笠書房刊)がある。

連絡先: nagata@showcase-tv.com

Webサイト: www.showcase-tv.com

Twitterアカウント:@nagatameister 









posted by かつみ@水先案内人 at 00:07| 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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